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企業情報
ユーグレナ社の新株予約権付社債の引受について
- 次世代バイオ燃料普及拡大に向けた事業をサポート -
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、株式会社ユーグレナ(以下、ユーグレナ社)が実施する次世代バイオ燃料の普及拡大に向けた事業をサポートするため、同社が発行する無担保転換社債型新株予約権付社債(以下、本社債)を引き受けることを決定しました。
ユーグレナ社は、2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功し、微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。この度、同社はバイオ燃料事業の商業化および、次世代バイオ燃料普及拡大のため、マレーシアにおいてバイオ燃料製造プラントを建設・運営するプロジェクト(以下、本プロジェクト)を海外エネルギー企業大手2社と共同検討していることを発表しました。今回、マツダが引き受ける本社債で調達する資金は、本プロジェクトに充当される予定です。
マツダでは、2050年のサプライチェーン全体でのカーボンニュートラル(以下、CN)に向け、それぞれの地域に合った解決策の選択肢を提供するマルチソリューション戦略を進めています。その選択肢の一つである次世代バイオ燃料の普及拡大についても、産学官コンソーシアム「ひろしま自動車産学官連携推進会議」が進める次世代バイオ燃料の利用実証や、国内の自動車レース「スーパー耐久シリーズ」に次世代バイオ燃料を使用して参戦するなどの取り組みをユーグレナ社やパートナー各社と共に推進しています。マツダは、ユーグレナ社が参画する本プロジェクトは次世代バイオ燃料の普及拡大を推進し、CNの実現に大きく貢献すると考え、本社債の引き受けを決めました。なお、本プロジェクトで製造される次世代バイオ燃料の調達を視野に入れ、マツダ社内の物流などで活用する検討を進めています。
マツダは、これらの取り組みを通じて着実にCNを進め、豊かで美しい地球と永続的に共存できる未来を目指してまいります。
銘柄 | 株式会社ユーグレナ第1回無担保転換社債型新株予約権付社債 (気候変動解決型転換社債) |
発行総額 | 48億円(内マツダ投資額28億円) |
利率 | 0.04% |
発行日 | 2023年2月6日 |
償還期限 | 2028年3月31日 |
外部評価機関* | 株式会社格付投資情報センター(R&I) |
- * 本社債はR&Iより「グリーンボンド」としてのセカンドオピニオンを取得しております。